クリス・ミーク
Kris Meeke

キャリア・サマリー / Carrer Summary

クリス・ミークのラリードライバーとしてのキャリアは2001年のプジョー106スーパーカップに参戦したことから始まる。翌02年にはスーパー1600のフォード・プーマで英国選手権に参戦。その1戦であるRSACスコティッシュ・ラリーでの活躍を故コリン・マクレーが注目し、サポートを申し出たことで一躍注目を浴びる存在となった。

03年、04年はオペル・コルサでJWRCにエントリーし、それぞれシリーズ14位、7位を獲得している。04年のカタルニアからはからはマシンをシトロエンC2 S1600にスイッチし、開幕戦のラリー・モンテカルロでクラス優勝を飾るなどシリーズ3位となる。そのパフォーマンスが評価されて06年はファクトリーサポートのシトロエンC2 S1600を託されたが、苦闘のシーズンとなりドイツで勝利を挙げたのみ。資金的にも行き詰まり、07、08年はアイルランド選手権などを中心にWRC数戦に出場するに留まった。

ミークが再び国際舞台に立ったのは09年のことだ。彼はプジョーUKのサポートを得て207 S2000でインターコンチネンタル・ラリーチャレンジに参戦。4勝してタイトルを獲得する。11年にはBMW/MINIでWRCに復帰。しかしメカニカルトラブルに悩まされ、またドライビングミスで思うにまかせないラリーが続き、出場した6戦中カタルニアの5位、ウェールズ・ラリーGBでの4位が最高位。翌シーズンに彼のシートはなかった。

才能は認められながらも燻っていたミークに救いの手を差し伸べたのはシトロエンのチームマネージャーだったイブ・マトンだ。マトンは13年のラリー・フィンランドとオーストラリアの2戦でミークにシトロエンDS3 WRCのシートを与えた。残念ながらミークは両方のラリーでリタイアをしてしまうのだが、マトンはその才能が確かなものだと確信して14年のフル参戦を約束する。

ミークはマトンの期待に応え、14年シーズンは4度ポディウムに乗り、15年にはアルゼンチンで待望のWRC初勝利を獲得した。この活躍で16年からはシトロエンと3年契約を結んだ。これでミークのキャリアは順風満帆と思われたが、思いもかけぬ方向から暗雲が立ち込める。とびきり速いが、アクシデントも多い。18年5月のポルトガルではあわやの転落でリタイアとなり、シトロエンはミークをシーズン途中での異例の解雇に踏み切った。

一方でミークの才能とスピードは多くのラリー関係者が認めるところ。かつて4年連続でWRCタイトルを獲得したトミ・マキネンは、ミークの才能を高く評価し、2019年のトヨタGAZOOレーシングでのシートを用意した。

ドライバープロフィール

生年月日
1979年7月2日
出身
グレートブリテン
WRCデビュー
2002年グレートブリテン
WRC初優勝
2015年アルゼンチン
WRC初表彰台
2014年モンテカルロ
選手権ランキング
14位(2018年)
WRC優勝回数
5回
WRC表彰台回数
12回
WRC出場回数
91回
主なタイトル
IRC 2009
※データは2018年シーズンまで

2019年情報

チーム
トヨタGAZOOレーシングWRT
マシン
トヨタ・ヤリスWRC
コドライバー
セバスチャン・マーシャル

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